今回はセーラー服のお話です。
2015年12月12日制服について
今回はセーラー服のお話です。
ご存じのとおりセーラー服は元々海軍の水兵さんの制服です、イギリス海軍の幼年学校の制服として採用されたことが契機となって子供服としてポピュラーになり、さらに数々の学校で制服として採用されたそうです。
日本でセーラー服を学校制服に採用したのは、1920年(大正9年)京都の(現)平安女学院が最初と言われています、次いで福岡女学院が1922年と続き全国に広まっていきました。戦後になり混紡技術等の革新的発展と合せ、より普及していったようです。
ところでセーラー服の特徴あるデザインの本当の意味(目的)はご存知ですか。
あの大きな衿は耳の後ろに立てて使うと集音の為、そして髪の汚れを白い生地に付けない為、何よりも筒のようなスタイルは水の中で脱ぎやすくする為と機能性を追求したデザインです。
100年近くたった今も女子学生の制服として愛されているのは凄いことですね。
更に平成の現在は素材、デザイン共に特色あるオリジナル性の高いセーラー服が採用されています。
セーラー服にせよブレザー・スーツスタイルにせよ青春の一ページを飾る素敵な制服です大切にそして誇りを持って着てほしいですね。